紹介

私は北海道大学医学部医学科に現役合格した者である。私は高校1年生の頃から旧帝大の医学部を目指していた。受験の中で最も努力した科目の一つである数学を高校2年生での勉強を中心に今回は見ていきたい。

高校2年生までの数学

私は高校2年生の時点では英語は得意であったが、数学は得意とは言えない点数ばかりをとっていた。学校の定期試験は取れるが、模試になるとあまり点数が取れなかった。学校の授業は理解している方だと思っていた。 私は部活動には入っておらず、高校1年生の長期休暇は数学の勉強は青チャートを軽く解く程度であった。しかし、模試の点数が全く上がらなかった。これにより私は一時期、数学が自分には合っていないと諦めかけていた。

私の高校は数学の進度が速く、高校2年生の冬までには数学Ⅲに入っていた。冬休み明けに数学Ⅲが続くと考えると、数学1A2B早く磨かなければならなかった。 また、数学が理系の受験にとって大事だという話は担任の先生や予備校の先生、先輩などから散々聞いており、どうにかして得意にしなければならないと思った。 さらに、高校3年生になって数学が苦手などと言っている場合では物理や化学が受験に間に合わないと思った。高校2年生の時期が苦手克服をする最後の時期であった。

以上3つの理由により、過去に勉強しても点数が上がらなかった恐怖はあるものの、高校2年生の秋と冬に数学を猛勉強することに決心した。

高校2年生の秋と冬での数学の猛勉強

秋の模試が返却された後にまず、私は数学の問題集を分からなかった問題や不正解だった問題に日付を記入しながら一周解き、その後は日付のついた問題のみを解いた。その中でも同様の方法で日付の記入を続けた。そのため、問題が解けるまではその問題と向き合わなければならなかった。日付をつける理由は勉強したということを記録することと、問題を短期記憶している1,2日後に解かないようにするためである。最低でも3日は空けるようにした。

日付のついた問題が多く、自分がどれほど数学を理解していなかったかを知った。つまり、学校の授業を聞いて理解したと自分で思い込んでいただけだったのだ。

さらに、別解のある問題は全ての解法で解かなければならないというルールも追加した。なぜなら、試験会場で一つの方法が難しかったり、方法を忘れても代用できるからである。また、別解から学ぶことも多いと思うからである。数学を多角的な視点から捉えるためにも重要であると思う。

この勉強の中で大事だと思ったのは「典型的な問題」だ。大学入試の問題は典型的な問題の融合であるから、典型的な問題、典型的な変形ができれば解けるのだ。つまり、難しい問題ばかり解くのではなく、典型的な問題に慣れることが受験では非常に大事だと思う。この考え方は後の物理や化学の勉強にも活かせた。

この勉強を高校2年生の秋から始めて冬まで実施した。冬休みは予備校の自習室に朝早くから閉じこもって夜の9時までひたすら問題を解いた。学校のある期間は休み時間に解いていた。次の模試は1月の模試だった。

成果

1月の模試が終わり、結果が返却された。結果はなんと数学の偏差値が15も上がったのだ。私は本当に嬉しかった。あれほど秋と冬に頑張った自分に今でも感謝している。また、現役では合格できないような判定も合格がもうすぐだと感じられるような判定に変わった。

また、学校の授業でも理解度が全然変わってきた。授業中に解く問題も解くスピードが格段と速くなったり、解けない問題が減ったりと自分の成長が感じられた。さらには、先生が紹介しようとしている別解を予想したり、別解を先生に添削していただいたりと別解に対する勉強もかなり意味があったように感じている。また、冬休み明けからの数学Ⅲも苦手意識を感じずに授業についていくことができた。

いよいよ、高校3年生になる準備が整った。