札幌の医学部専門予備校、高上。

受験1年目においては 東北医科薬の医学部の合格者が出て、 受験2年目においては北大の医学部の合格者が出で、三年目には慶応の医学部の合格者が出ました。

最終的に鍵を握ったのは数学の演習であったと言えます。

ここでは高上の数学の指導形態と、医学部の数学たるや何たるか話します。

数学は医学部受験における必須科目である。

最初に断っておきます。

『数学が苦手で仕方がない、数学を勉強したくない』と言うのであれば、 医学部受験はほぼ不可能となってしまいます。

(日本において数学なしで受けられる医学部は帝京大学のみ)

医学部を目指すということは、数学の勉強を意味するのです。

高上では

➀生徒一人一人に適した問題を作成する。

②静かな環境で演習する。

③指導は教室内に、生徒と教師が1対1の状態で受ける。

の3つを大きな特徴としています。

➀生徒一人一人に適した問題作成について。

いうまでもなく、現役生であればそれぞれ進度が異なります。微分積分を数Ⅲまで高校二年生までに終わらせる学校がある一方で、高Ⅲの夏にもまだ終わっていない学校もあります。未習の範囲を演習しようというのはあまりにも非効率というもの。生徒一人一人の、数学の実力も異なります。なので高上では、生徒一人一人に合った進度、難易度の問題を作成してそれぞれに合ったレベルの演習を課しています。

②静かな環境で演習する。

個別指導を謳っていても、演習中に他の生徒への講師の声が聞こえるというのはよくある話です。演習をするのであれば、話し声など聞こえない状態で、本気で問題に対峙するべきです。高上では、演習は通常演習は2名まで。最大でも3名が指導する形式をとっています。演習中の私語はもちろん厳禁であり、講師が生徒に指導することは一切ありません。静かな環境で演習ができます。

③指導中、教室内には、生徒一人と講師一人しかいない。

指導中は、教室内には講師と生徒しかいません。他の生徒が入ってくることはおろか、代表である私を除き、他の講師が入ってくることもありません。(指導を受けている生徒の保護者の方のみ同席可)

医学部の数学たるや何たるか?

医学部の数学と言っても、東大と京大と北大すべての大学に違いがあり、単科系の医学部(主に医学部と看護各部しかない大学のこと。旭川医科大学や京都府立医科大学など)と、私立の医学部でもまた違いがあります。

それぞれの大学の特徴について語るのは別の機会に譲るとして、どんな大学に合格するためにも必須な事柄を2つ挙げておきます。

➀求値能力

自力で計算をして、正しい答えまでたどり着く能力です。何を当たり前のことをと思われるかもしれませんが、この計算力不足が原因で答えにたどり着かないことは、受験本番において非常に多いのです。計算ミスをした場合ももちろん含めて、です。高校生であっても、浪人生であっても、自分で計算している時間より、ノートに計算式を写している時間の方が長いような現実があるので、それでは計算能力などつくはずもないのです。高上では、多少計算がかさんでも、生徒一人一人が自力で答えにたどり着けるように演習の時間を設定し、宿題を選定しています。

②定義の理解度。

こちらも数学においては非常に大事です。実は必要な概念のほとんどが教科書に書かれていますが、高校生はどうしてもすぐに答えを知りたがる。結果、パターン化された解法だけを暗記することに終始し、どんな概念であるのか、定義はなんであるのか。数学の核心的な部分の理科があいまいな受験生は多いのです。高上では、教科書の説明レベルで十分であるので、定義についてもきちんと指導するよう心掛けています。

いずれにせよ、一長一短でつく力ではありません。それでも高上の生徒たちが、東北医科薬科にしても、北大医にしても、慶応の医にしても、高上で徹底的に問題演習をしてきたことが大きな力になったと自信をもって言えます。

高上の数学指導に興味のある方は遠慮なくお問い合わせください。

高上代表 佐藤一行