北大医学部は、北海道大学入試で最難関である。

いうまでもなく、北大の医学部は北海道の大学入試において最も難しく、主席合格こそ毎年のように札幌南か北嶺の現役生がしていきますが、もはや合格者の半数以上は道外勢となっており、数学の難化に伴って、闘いは厳しさを増していると言えるでしょう。ここでは北大の医学部に入るにあたり高上で行えることを述べていきます。

➀共通テスト対策~最低85%を目標に~

共通テストは簡単な試験ではありません。知識を沢山詰め込んで乗り切れてることもあったセンター試験での反省点を踏まえて、英語は文法問題が消えて、リスニングの配点が大きくなり、理数系で思考力を問う問題が増えたのは言うまでもなく、社会科でも資料を読んで考える問題が急増しました。それでも、共通テストの最大の特徴である

「教科書の理解度を見る」

という方針はきちんと反映されています。化学の問題など、図表が実験の図の多くが教科書に載っていることを考えると、教科書の徹底理解は外せません。

高上では、生徒一人一人が教科書のどこが分からないのかをきちんと把握した上で、国語、物理、化学、数学、英語の指導を受け付けております。また、科目数が多いので、生徒の負担を考えて、宿題の選定を行っております。高上で数学を習って成績が上がったは良いが、宿題が多すぎて国語で失敗してしまったとなると、どうしようもないですから。

結局は、徹底的に演習することが物を言います。

目標点数は、最低でも85%です。

②北大理系数学の対策~北大の数学が簡単だったのはもはや昔の話~

5年ほど前までは、北大の理系数学は、旧帝の中でも最も簡単な部類に属していました。しかし、それはもう昔の話です。去年難易度が上がった後、その難易度は今年も踏襲されたと言えるでしょう。

  • 数学は取り組みやすいので、先取り学習をしている受験生が多いこと。
  • 旧帝の上位学校を目指して数学を徹底的に鍛えてきた関東勢が、共通テストの難化にともなって直前に志望大学を下げ、かなりの数北大を受けてくること。
  • 難しい問題の場合、白紙答案が多く採点がしやすいこと。

などの理由から、今後もこの難易度は続くと考えられます。

よって高上では

  • 早めに数ⅢCまでを終わらせる。
  • 北大の過去問にこだわらずに、生徒のレベルに合った演習をさせる。

この2点にこだわって徹底的に演習する機会を設けていきます。授業中は、教室内に生徒と講師しかいませんから、高い指導効果が期待できます。

③北大物理の対策~最も高得点が期待できる科目~

北大の物理は最も高得点が期待できます。

2023年度の第3問にこそ、記述問題が出るという変化はありましたが、求められる物理能力に大差はありません。標準問題をいかに早く正確に解けるようになるのか。物理現象が分かっていれば、このレベルの物理の入試問題であればパターン化も有効です。微分積分を用いて解く方法も、用いない方法でも、どちらでも指導が可能です。

力学と電磁気を徹底的に抑えるのは当然として、熱力が来ても波動が来ても原子が来ても標準問題であればたじろがない力をつけておくことを目標にしていきます。

また、コンデンサーの出題が非常に多い北大物理では、鳴りを潜めていると思われがちな交流ですが、7,8年に一回の周期で過去には出題されており、そろそろそのサイクルになるので、交流についてもきちんと指導します。ここの範囲のみ、微積分は必須ですが根本からきちんと指導します。

関東勢に比べて、とにかく物理の進度が遅いのが北海道の現状なのですが、早く物理を学びたい生徒は、数Ⅲの微分積分を指導して、公式の意味を数学的に理解させることで、数Ⅲの微積さえわかっていれば、最短で2か月で北大の物理で闘えるようには仕上げられます。

④北大化学の対策~教科書の徹底理解と計算力~

北大の化学は、3年に1回ほどの割合で、難問がふくまれる印象です。多くの受験生はそのような事実に目がいきがちなのですが、そういう問題は差がつかないので、取り立てて気にする必要はありません。それよりもとにかく教科書の知識を固めたいところです。

高上では、生徒の持っている教科書を使って化学の指導をすることが可能です。

本番の文章が堅いので、教科書の硬い文章に慣れておくこと、必要な知識は全て載っていることを踏まえて、教科書を勉強するのが最適なのですが、教科書がどうしても合わない受験生には、参考書の選定も行います。

そして、演習時間にて、計算問題の訓練を徹底すること、2023年度こそ有機の構造決定が出ませんでしたが、有機分野を早めに仕上げることで北大の医学部に合格できる力を身に着けていきます。

⑤英語対策~語彙力強化と英作文対策~

高上はもともと英検専門の塾として設立された帰来があり、英語指導にも非常に自信があります。単語を生徒自身が徹底的に覚えていくことによって、北大レベルの英語であれば、知らない単語はほとんどない状態で入試に送り出してきたからでしょう。

SVOCといった英語分解は、時間がかかるだけです。

高上では、音声を使った指導をすることで、生徒自身が直読直解できるように訓練していきます。

また、英作文に関しても、毎回課題を出すことで、合格点を確実に取れる答案作成法を指導していきます。

2023年度のように、『自国の料理が他国に与える影響』というような一見答えにくい問いに対しても、本番中にどのように対応すべきか持含めて指導していきます。

⑥面接対策~圧迫面接もありうることを知っておくべき~

北大の面接と言われると、

『普通に受け答えすればそれで得点がもらえるので、合否に差がつかない』

と思いがちですがそれは大きな誤りです。私は、札幌で長年指導していますから、

「面接点さえあと10点高ければ受かった。」

「面接点が高かったから受かった。」

例を何度も見てきました。

それもそのはず、北大の医学部となるおt、優秀な受験生は毎年来るので、筆記試験の点数は合格ラインにひしめきます。よって大学は

  • 最終的に面接の点数によって合否を分ける

のです。また、北大が地域医療に意識が低いと言われていたのももはや昔の話です。

高上では、その性質を踏まえ、

➀自分自身の答えをきちんと作らせる。

②きちんとした受け答えをさせる。

の2点を徹底して、共通テスト後の直前期に面接対策を行っております。

以上となりますが、北大を目指すにあたり、注意すべきことは様々。そして、高上は独特な形態の塾です。結局は、直接授業を受けてみなければわからないので、気になった方は遠慮なくお問い合わせくださいね。

高上代表 佐藤一行