①不合格体験記(現役編)
●中学~高2
私は愛知県の私立中高一貫校に通っていました。中高ともにバレーボール部に所属しており、中学の時はほぼ毎日部活があり、高校でも週6日の練習をしていました。
中学生から高校1年生の間までは大学受験のことなど一切考えず、学校で行われる定期考査対策以外の勉強はいていませんでした。
ここまでで私が後悔していることが2つあります。
言葉の通りですが、私は定期考査でいい点を取るためだけに勉強をしていました。その場しのぎの勉強だったのです。
①定期考査のための勉強
授業では毎日のように寝ており、テスト前にいざ勉強を開始すると先生が授業中に行っていたことはほとんど覚えていませんでした。そして時間がない中での詰込み勉強。
私は異常に短期記憶が得意だったため、定期考査ではそれなりの点数と取れていましたが、定期考査が終わると,きれいさっぱり忘れていました
。学校のテストではいい点を取れるのに模試は苦手…という方は私と同じよなな勉強法になっているかもしれません。
このころはまだ時間があるため、とにかく多くの問題に触れることを
おすすめします。学校で使っている問題集で基礎を固め、さらに自分でプラスして問題を解くことで、演習量を確保することができます 。
②将来の自分に対して無関心
私は目の前のことにしか目を向けず、目先の利益しか考えていませんでした。そのため、いざ将来の選択を迫られた時に何も決まっておらず、かなり焦りました。
高3になってから大学について調べたり、オープンキャンパスに参加したりする時間は正直ほぼありません。
高3になる前に自分が興味のある分野は何か、将来は何をやってみたいのか、ぼんやりとでもいいので考えてみるとスムーズに選択できると思います。何かイベントに参加してみたり、資料を読んでみると新しい発見があるかもしれません。
高校2年生の3学期頃は“受験生の0学期”と言われ、周りも受験色が強くなってきていたので、受験勉強を開始しました。その頃はまだ学校の授業がすべて終わっていなかったため、学校では新たな分野をならいつつ、自主勉強でこれまで習った内容の問題を解いていました。
●高3編
数学は学校で購入していた「Focus Gold」を使い、毎日〇問と決めて解くようにしていました。高3に上がる前にFocus Goldの例題は1周りしていたと思います。
高3になってからも部活はやっており、4月末の最後の大会まで続けました。
受験勉強のため部活をやめる友達もいましたが、私は最後まで部活を続けたことに後悔はありません。最後まで続けたからこそスパッと受験勉強に切り替えられたと思います。
5月からは本格的に受験勉強が始まりました。河合塾で数学の授業を受講し、週1で通っていました。
平日は学校、学校が運営している銃の自習スペース、家と場所を変えながら勉強していました。
現役時代に使っていた参考書は、
数学:Focus Gold
英語;やっておきたい英語長文500、700
化学;重要問題集
物理;物理のエッセンス、良問の風、名門の森
です。しかし、勉強しても成績は全く上がらず、模試でも振るわない成績ばかりできつい日々が続きました。
この頃の私は志望校もはっきりさせず、過去問を解いたのはセンター後という今思えば信じられないことをしていたので、当然といえば当然の結果だったと思います。
そんな不安だらけで迎えたセンター試験。結果は84?85?%でした。
学校の先生や河合塾のチューターからは北陸地方の医学部を勧められましたが、あまり気が乗らず、1浪までならしていいと思っていたので、前期は三重大学、後期は岐阜大学に突っ込むことにしました。
結果はどちらも不合格。こうして私は河合塾で浪人することを決めました。
高校生活を終えて
私は学校行事も積極的に参加し、時には勉強よりも優先させたこともありました。
しかし、私はそのことを全く後悔していないし、むしろやってよかったと思っています。結果的に浪人することになりましたが、今しかない高校生活を目いっぱい楽しんだことはいい思い出であり、浪人時代にも心の支えとなりました。
成績開示
三重大学の成績開示です。
岐阜大学の成績開示です。