現代文は水物である。こう聞くと、うさん臭く思われるかもしれないが、今年の早稲田の教育学部の問題のように、ある一つの文章に対し、筆者と出題者の意図が明確に異なってしまうことはあって、回数は少ないにせよ、それは共通テストの前進、センター試験でも見受けられた。だからこそ、現代文においては、確実に取れる問題を取る姿勢が大事なのであり、必要以上に勉強時間を割いても、満点を取ることは難しく、言葉が悪いが運に寄ってしまう場合があることは否めない。
それでは、理系でも9割の得点はほしい国公立医学部受験者はどうすればいいのか?
古文漢文に力を注ぐのだ。古文漢文は、きちんと単語、文法を理解していけば、確実に正解にたどり着ける。

理系科目はもちろんのこと、古文漢文をどれだけきちんと勉強しているかを見たら、本人の医学部受験への熱意がわかるというものなのである。

いかに、古文漢文の勉強法と、高上でできることを述べる。
古文は文法や単語を覚えることで文章の内容を理解し、問題を解くことができる。文法で特に暗記が大変なのは助動詞である。古文に出てくる助動詞は日本語よりも多くの活用や種類があり、識別が難しいのできちんと覚えておく必要がある。私がオススメする参考書は河合塾出版のステップアップノート30古典文法基礎ドリルと、古典文法トレーニングの二冊だ。古典文法基礎ドリルで基本的な文法事項を学習し、比較的簡単な問題を解くことで使い方に慣れる。次に古典文法トレーニングで習った助動詞を使った文章を読み、応用力を身につける、といった手順で勉強していくと、文法は定着してくると思う。また、単語に関しては、重要古語300語程度はしっかり意味を暗記しておきたい。私はゴロゴという単語帳を使っていたが、この単語帳のよさは、語呂合わせで古文単語の意味を覚えることができ、印象に残る絵も載っているので勉強が楽しくなるところだ。日本語と同じような言葉でも今の日本語と全く違う意味を持つ古文単語もあり、ややこしいので古文単語は時間をかけて覚えていく必要がある。文法と単語を完璧にしてもわからない点がでてくる。その時のために古典常識を理解しておくことも非常に重要なことだと思う。例えば、文は男女の話の中では恋文を表すことが多いことや、人間に憑いて肉体的・精神的にダメージを与える悪霊を、平安時代の人々は物の怪と呼んでいることなど、知らなければ理解できない状況や言葉が出てくることがあるのだ。それらをマスターした上で、読解力を上げるために練習量を増やすことで点数が上がると思う。漢文に関しては、句法をまずマスターする必要がある。私がオススメする参考書は基礎からのジャンプアップノートである。この参考書は上段に「句法解説」、下段に「基礎演習ドリル」を掲載されており、しっかりと理解できているのか、手早く・簡単に確認できる。漢文は句法を完璧にしたあとは実践を積むことで伸びる教科だと思う。高上では共通テストの予想問題をたくさん解くことができ、本番を意識した練習をすることができるので安心して受験に臨める。私が受験生のときにこれだけ演習が積めてたらなと感じたので、高上で是非勉強してほしい。