2024年 1月13日・14日。共通テスト本番までにすべきこと。高上でできること。


12月になり、共通テスト本番まで45日という重要な時期に入りました。多くの学生が模試を受け、日々勉強に励んでいますが、目標点数にまだ届いていない人も多いでしょう。心底悔しい想いをしている人も多いでしょう。しかし、この状況は、真剣に勉強している証拠でもあり、さらに努力して点数を伸ばさないと、残念ながら無駄に終わる可能性もあります。受験勉強とはそんなものです。

今日は、残り少ない時間をどのように活用して点数を伸ばすべきかに焦点を当てて、高上代表佐藤一行が説明します。

  1. 演習の重要性:本番での成績を向上させるためには、演習が不可欠です。時間を計って問題を解くことです。ただし、得意な範囲だけではなく、苦手な分野にも焦点を当てる必要があります。たとえば、対数が苦手なら、対数に関する問題を徹底的に練習するべきです。それではその徹底的な練習とはどうするのか。
  2. 過去問の活用:共通テスト対策には、センター試験時代の過去問が役立ちます。予想問題集だけに頼るのではなく、実際の過去問を使って練習することが推奨されます。例えば、対数なら対数の問題を、三角関数が苦手なら、多くの三角関数の問題を一日にまとめて解き続けることが効果的です。
  3. 時間の管理:1日は24時間あります。たとえば、一回の練習に15分を割り当て、一日に10セットの練習をするとしても、合計2時間半にしかなりません。この効率的な時間の使い方によって、苦手分野でも大幅な改善が期待できます。

4 教科書の重要性と共通テストの対策 – 2022年の数学1Aと化学の事例分析

2022年、数学1Aの試験が特に難解で、平均点が40点を下回る事態が発生しました。多くの注目がこの問題に集まり、一方で重要な化学の試験の問題点が見過ごされがちです。東大や京大、早慶の化学の試験においては、教科書だけでなく参考書の情報も知らないと答えにたどり着くのが困難な場合はありますが、共通テストでは全く事情は異なります。

教科書情報『のみ』に基づいて回答することが必要なのです。この点に関して、予備校の専門家から異論も出ていますが、試験作成時における科学知識の更新には限界があり、共通テストの意義を考慮すれば、教科書の内容に基づく学習が重要なのは言うまでもありません。

教科書に掲載されているデータや表は、化学を含む理系科目で頻繁に出題されます。これは、社会科(もちろん山川のもの)にも同様かつ厳格に適用されます。効率的な受験勉強のためには、教科書の徹底的な理解が不可欠です。多くの受験生が公立の分かりやすい参考書に頼りがちですが、共通テスト対策においては、本質的な学習は教科書にあります。

共通テストにおいては、特に日本語力が重要です。数学では太郎君と花子さんの日常会話も読まされますが、問題文や統計データの解説は堅い日本語で出題されるため、日本語の読解力を高めることも必須です。単に知識を詰め込んでいるだけでは解けません。

参考書はわかりやすい文章で書かれていますが、実際のテストではより堅い日本語が使われます。したがって、教科書の堅い文体を理解し、短時間で長文を読み解く訓練が大切です。

この分析から、教科書の積極的な読み込みが、共通テストでの成功に不可欠であることがわかるでしょう。教科書の全範囲を短期間で復習することは困難でしょうから、自分の弱点を集中的に克服するためには、その弱点分野に該当する部分を深く理解することが鍵となります。

5 高上でできること

高上では、各受験生に合わせた特別な学習環境を用意しています。静かな環境の中で、生徒ごとに合わせた問題演習プリントを作成し、それぞれの学習の目的に応じた演習を実施します。解説の要望がある場合は、別途料金が必要ですが、特に円周に関する問題のみを選ぶ場合、2時間×4回の訓練を15,000円で受けられます。

ただ分かりやすい授業に頼るだけでは、お金と時間を浪費し、本番で苦しむことになります。本番前に厳しい練習をして成績を上げることが、より賢明な判断だと言えるでしょう。昔から変わらず、徹底した練習により、成績を上げ続けてきたと自負しています。

また、真剣にこのような訓練を受ける機会がいかに少ないかを感じています。自習スタイルでは、自分のペースで問題を解くため、緊張感が不足しています。授業を聞くだけでは、数学の計算力を上げることはできません。

もちろん一定の学力があることは前提ですが、残り少ない45日間で大きな進歩を遂げることも、生徒の能力次第では可能です。本番で涙を流さないためにも、自宅での演習に挑戦してみませんか。

お問い合わせはお気軽に。

高上代表 佐藤一行

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です