北大医学部医学科合格体験記③

今回は合格体験記の第三弾です。受験を通して、特に強く感じたことをまとめました。

「ミスをしない」ではなく「ミスに気付く」

 私は小学校の時からケアレスミスが多く、いつも学校の先生から指摘されていました。昔から、とにかく速く問題を解いて先生を驚かせたかったのだと思います(笑)。高校生になってもこの悪い癖は治らず、テストでも変なミスで満点を逃したり、模試で納得のいく点数が取れないときがあったりしました。特に共通テストの数学や北大の物理だと、最初にケアレスミスをしてしまうとその後の問題もミスしてしまうことになるので、これはどうにかしなければならないと思っていました。

 これは浪人していた時にチューターさんに教えてもらったことなのですが、ミスをしてしまうのは仕方のないことなので、「ミスをしない」というよりは、「ミスに気付く」という意識を持った方がよいと言われました。それを教えてもらってからは、自分がすでにミスをしてしまっている前提で、そのミスに気付けるように見直しをするようにしました。特に、数学や物理などで、立式が間違っているとその後の計算をずっと間違ったまま進めてしまうことになるので、立式したときは特に注意深くチェックをするように心がけました。

サボるのと休むのは違う

 私の一日の勉強時間は、1日中フリーの日で10~13時間ほどでした。1日15時間ほど勉強してみた日もありましたが、「勉強した感」が出るだけで、最後の数時間で学習した内容はたいして身についていなかったように感じます。なので、1日の勉強量にこだわるというよりは、毎日しっかり集中できる勉強量で、毎日継続して集中するということにこだわりました。中には毎日18時間勉強している人などもいましたが、他人の勉強量に焦ることなく、自分に合った無理のない勉強量を見つけることが大切です。

 また、息抜きも時には大切です。私はよく勉強していて疲れたら、予備校の周辺や北大の敷地内を散歩したり、好きな本を読んだりしていました。音楽を聴くでも、スマホをいじるでも、何でもいいので、息抜きを定期的にするとメリハリがついていいと思います。ただここで大事なのは、サボることと息抜きをすることは違うということです。例えば、なんとなくスマホをいじりだして気づいたら1時間たっていた、というのは、「サボり」だと思います。休むなら休むと決めて、また何分休むかというのをはじめに決めて置いてから休むといいかもしれません。睡眠もそうですが、休息はしっかりとるようにしましょう。

ストレスや不安との向き合い方

 私は、親に負担をかけないためにも国立医学部に現役で受からなければならないというプレッシャーがありました。現役生だった頃のプレッシャーもすごかったですが、一浪することになってしまい、浪人中も、もう一浪することになったらどうしようと毎日不安でした。また、受験は一発勝負なので、どれだけ模試の判定が良くても、ちょっとした計算ミスや共通テストでのマークずれなどで不合格になってしまう人もいます。そのような不安もありました。

 受験においてストレスや不安、プレッシャーはつきものですが、それを乗り越えないと合格にはたどり着けません。休息や息抜きをしながら、これらの負の感情にうまく向き合うほかないのだと思います。自分の好きな言葉に、「自分の機嫌は自分で取る」というものがあります。模試でうまくいかなかったら運動してストレスを発散したり、いい点数が取れたらコンビニでアイスを買って食べたりして、うまく自分のメンタルを保っていました。

最後に

 受験はとても厳しい戦いだと思います。たった数時間の試験で、たった数枚の答案用紙で人生が左右されてしまうからです。受験をこれからに控えている人もいるかと思いますが、試験が終了するまでは、「絶対に合格するんだ!」という強い信念をもって最後の一秒まであきらめず闘ってください。最後に合格するのは最後まであきらめなかった人です。あなたのことを心から応援しています!

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