化学講師のケミです。これから2020年度北大医学部入試を終えた感想を紹介していきたいと思います。

模試の注意点

 

今まで勉強してきた結果を数字として可視化し、全ての受験生の中で自分がどの位置にいるのかある程度の目安を測るものが模試です。

 

受験生の中では模試を目標に、勉強を進めている方もいらっしゃると思います。

 

しかし、注意して欲しいことは、模試は模試でしかないということです。

 

模試は本番のための練習にすぎません。

 

なぜこんなことを言うかというと、私は模試では良い結果を残すことができましたが、本番では大きな失敗をしたからです。

 

私は第1回、第2回、第3回の河合塾全統記述模試や、大学別の模試において、ある程度よい結果を残すことができました。

 

特に第3回の全統記述模試の数学は満点を取ることができました。

 

浪人生によくあることですが、模試で良い結果を出したことで、安心して気持ちが緩んでしまうことがあります。

 

しかし、浪人生が良い結果を出すことが出来るのは当たり前のことです。

 

なぜなら、模試は基本的に現役生の進路に合わせて作られているからです。

 

私は模試は模試と割り切り、模試の結果はあまり信用していませんでしたが、どこかで心の緩みがあったのかもしれません。

 

過去問や模試では、北大の数学は8割程は得点していましたが、本番は5割程度の得点しか出来ませんでした。

 

模試の結果は良かったとしても、悪かったとしてもあまり信用しすぎない方が良いでしょう。

 

良かったとしても悪かったとしても模試は模試です。

 

もちろん、出来なかった問題はしっかり復習して、本番に備えてください。

 

平面ベクトルの悪夢

 

北大の試験本番、私はセンターレベルの平面ベクトルにつまずきました。

模試では出題されず、出たとしても解けるであろう問題でした。

平面ベクトルの問題が大問1として出題され、解いていて絶対に落としてはいけない問題だとわかっていただけに余計に焦ることとなりました。

この焦りは後に続く問題にも影響を及ぼし、おそらく大丈夫と予想していた数学で盛大に失敗することとなりました。

本番では予想外の問題が出題され、予想外の部分でつまずきます。多くの問題に触れ、穴をなくすことが必要だと思います。

 

模試と本番の難易度

 

2020年度の北大入試では例年より数学が難化したと言われています。

 

私も実際に受験をして感じました。

 

入試では予想外なことの連続です。

 

この大学はこの程度だから〜と準備を怠るのではなく、あらゆる可能性を考えていろいろな問題に触れてください。

 

準備をするに越したことはありません。

 

また、先ほども述べましたが、全統模試は現役生に合わせて作られています。

 

まずは全統模試でしっかりと得点することを前提に、大学別模試で高得点を取ることを目標にしてください。

 

何度も言いますが、模試はあくまで目安です。

 

よくも悪くも本番で成功するための準備として捉えると良いと思います。

 

理科での巻き返し

先程述べたように、私は数学で大失敗をすることになりました。

 

本番中に失敗したことがわかっただけに、その後の英語と理科の試験を受けることが怖くなりました。

 

しかし、私は1浪していたこともあり、どうしても合格したいという気持ちであり、残りの試験で巻き返しを図ることにしました。

 

英語でもいつもより手応えがなく、(実際は115点でした)残された理科にかけることとなりました。

 

しかし、私は物理が苦手で、解ける時と解けない時の差が激しかったので、一か八かの勝負だなと思っていました。

 

そして迎えた本番。例年よりも物理、化学共に易化しているように感じました。

 

周りの受験生が問題を解き終え、書く音がしなくなったのも早かったような気がします。

 

取るべき問題でしっかりと得点を重ねました

 

難しくて手が出ないような問題に時間をかけるのではなく、簡単な問題でしっかりと得点し、見直しに時間をかけることを心がけました。

 

本番では物理、化学が共に9割を取ることが出来ました。

 

数学で諦め、理科でここまで得点できなかったら私は不合格であったと思います。

 

(得点開示はこちら)

 

数学で安定して高得点を取ることは難しい

 

正直このテーマについては人によると思いますが、私の実感です。

 

特に私はセンター数学の1Aが苦手でした。

 

本番でもあまり振るわない成績であったと思います。

 

私がやっていた対策としては、本番よりも10分短い時間で解いてみる、自分に最適な解く順番を見つける、苦手な分野の大問のみで過去問を遡るなどです。

 

大学教授と予備校講師の問題の質の差

 

マーク模試で感じることが多かったです。

 

センター試験では簡単そうに見えて、原理を確実に理解していないと解けないような問題が含まれています

 

物理では、一見複雑な回路でも落ち着いて考えてみると解ける、といったどこか一捻り加えられているような問題が含まれています。

 

数学1Aの必要十分条件など、本番のセンター試験には考えにくい問題も含まれています。

 

センター対策をする時、各予備校の問題集だけでなく、まずは過去問で対策することをおすすめします。

 

他の予備校の模試

 

私は河合塾で浪人していましたが、模試は2.3回は駿台のものも受けました。

 

模試の受けすぎも良くないと思いますが、河合塾の授業を受け、テキストを使用し、さらに模試も受けているとなると、考え方が1パターンになってしまうかな、と思ったからです。

 

実際、会場の雰囲気や問題の形式が違っており、経験として受験するのも良いと思います。

 

しかし、上述のように受けすぎて消化不良になるのではなく、しっかりと復習できる数に絞った方が良いと思います。

 

以上が2020年度北大入試を終えた感想です。

お問い合わせはhttps://kojo-majime.com/