北大医学部受験の英語戦略:高得点を追い求めるのは本当に正しいのか?

北大受験の英語戦略:高得点を追い求めるのは本当に正しいのか?

北海道大学(通称:北大)は、日本の代表的な国立大学の一つとして、多くの学生が憧れる存在となっています。特に医学部や獣医学部は、その立地と講義内容から高い人気を誇っています。しかし、受験生の間でよく誤解されていることがあります。それは、北大の英語の試験における点数取得戦略についての認識です。

英語の得点戦略とは?

北大の二次試験の英語は、多くの受験生にとって比較的得点しやすい科目とされています。しかし、得点しやすいからと言って、その科目に注力し過ぎると、他の科目の準備がおろそかになってしまう危険性があります。二次試験の前に来る、共通テスト対策は万全にできるのでしょうか? より差のつきやすい理系科目はどうでしょうか? 

英語の点数というのは、最低点は上げやすいですが、高得点はとりにくなっており、多くの受験生が似たような点数に落ち着くので、得点差はつけにくいのです。

北大の医学部・獣医学部の実際の英語得点とは?

私の経験上、北大の医学部や獣医学部の合格者の英語の得点は、150点満点の中で大体100点から115点程度であることが多いです。もちろん、130点以上を取得する受験生も存在します。しかし、このような高得点を追い求める受験生は、英語の勉強に多くの時間を費やしており、他の科目、特に理系の科目や共通テストの準備が十分でない場合が多いです。一日は24時間と限られており、現役生であれば高校の授業もたくさんありますから。

英語の点数を追い求めるリスク

英語の勉強に時間を費やしすぎることのリスクは、総合的な得点バランスを崩してしまうことです。英語での高得点が目標となりすぎると、他の重要な科目の勉強が疎かになり、合格ラインをクリアできなくなる可能性が高まります。特に、英語は勉強にはまりやすい科目であることも相まって、時間をかけてしまいがちです。

適切な英語の勉強方法とは?

北大の英語は確かに得点しやすい科目であるとはいえ、150点中130点以上を確実に取ることは簡単ではありません。そのため、適切な時間配分と効率的な勉強法を見つけることが重要です。

問題集を何度も繰り返し解くことも効果的な勉強法の一つですが、それだけに時間を費やすのはおすすめできません。総合的な受験勉強のバランスを取りながら、適切な時間を英語の勉強に割くことが大切です。具体的にはターゲットは1900まできちんと仕上げましょう。過去問を使って、独特な英作文の形式になれましょう。赤本は15年分をきちんとこなしましょう。音読は単語帳の英文を読めばよいですが、毎日一時間できれば相当です。音読ができないからといって、英語学習をやめるのではなく、音声を聞きながら英文を目で追っていくのも立派な勉強です。

英語の勉強は、よほど苦手である場合を除き、せいぜい毎日2時間程度取れれば十分です。残りの時間は理系の勉強や共通テストの国語に回しましょう。

まとめ

北大の受験を目指す受験生は、英語の点数だけを追い求めるのではなく、全体の得点バランスを重視することが大切です。適切な時間配分と効率的な勉強法で、夢の北大合格を手に入れましょう。

高上では、一人一人にあった学習計画が可能です。英語のプロ講師はみな最低でも英検1級を持っています。

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高上代表 佐藤一行

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