10月22日。河合塾 全統共通テスト模試③について。

第3回全統共通テスト模試の重要性と受験対策

10月22日に行われる第3回前頭共通テスト模試は、日本最大規模の受験者数を誇る模試として知られています。この模試は、英検や通勤を含めた多数の母集団から集められるデータを元に作成され、そのため偏差値や志望大学までの距離感が正確に測定されると言われています。

河合塾の講師陣が1年以上をかけて慎重に問題を作成するこの模試は、質が非常に高く、本番の共通テストに非常に近い内容が出題されるとの声も多いです。そこで、この記事では第3回前頭共通テスト模試を受ける際の注意点や受験対策を詳しく紹介していきます。

1. 模試の難易度について

第3回全統共通テスト模試は、やや難易度が高めに設定されることが一般的です。河合塾は、12月の最終的な全統プレ共通テスト模試の難易度を上げると受験生に不安を感じさせてしまう恐れがあるため、第3回の段階で難易度を高めに設定することが多いのです。模試の難しさと、本番の難しさは異なることも多いので、取れなかった場合にも焦らず冷静に分析をして前に進みましょう。

2. 問題の見極め

本番の共通テストや模試では、難解な問題が必ず出題されるため、そのような問題を早めに見限り、得意な問題に時間を集中することが重要です。第3回の模試も難易度が高いため、この見極めをする良い機会となります。

3. 数学の攻略法

共通テストの数学は難易度が高めで、計算を要する問題ばかりです。現在同系列の模試で偏差値が60を超えている場合はすべて解くことを目標にして良いのですが、平均点程度、もしくは平均点以下の場合、大問の最後の問題など、難易度が高い、もしくは計算量の多い問題は最初から捨て、その前の問題すべてを正確に解くことを目標にすることで、80点以上獲得を目指しましょう。共通テスト本番では、数学のみ自分で計算して答えを出さなければいけないことを肝に銘じておきましょう。

4. 共通テストの雰囲気に慣れる

共通テストの雰囲気や独特の空気感は、模試を通じてしっかりと慣れておくことが必要です。河合塾の模試で高得点を取っていても、本番でのプレッシャーに慣れていなければ失敗してしまうケースもあるので注意が必要です。

5. 教科書との連動性

第3回共通テスト模試は、教科書の内容に即した問題が多く出題されます。復習の際には、教科書を参照し、どこにその内容が書かれているのかをしっかりと確認し、理解を深めましょう。


6. 高得点を取る条件

第三回全統共通テスト模試で高得点を収めることができる学生は、全体の中でも一握りです。理系の場合、駿台全国模試で偏差値80であり、社会はもとより、古文漢文で高得点を取れるくらい勉強をきちんとしている層だけです。あまりないことですが、文系で駿台全国で『総合』の偏差値で80を超えていても、第三回全統マークの『数学』で失敗することは十分に考えられます。

7.レム睡眠とノンレム睡眠について

模試後の学習方法の見直しも必要ですが、ここで重要なのは、脳の休息に関する理解です。人間の脳は、レム睡眠とノンレム睡眠のサイクルを経ることで、情報の整理や記憶の定着を行います。特に、ノンレム睡眠中には知識の整理や記憶の定着が主に行われ、レム睡眠中には新しい情報の統合や感情の処理が行われます。学習の効果を最大限に引き出すためにも、これらの睡眠のサイクルを適切に確保することが推奨されます。ただし、その回数はもう限られているのです。受験本番までの時間はもう三か月を切っており、今から睡眠にこだわっても、もう限界があります。単に勉強をすれば伸びるのでなく、睡眠も重要な要素である以上、それは当然のことなのです。私は今までに毎日本気で15時間勉強している受験生を何度か見てきましたが、そんな受験生であっても、睡眠の回数不足により、受験には間に合わないということはありました。それくらい睡眠は大事であるし、時間による制約というのは強いのです。

8.高上の方針

私は受験生の不安につけ込んで多くのコマを取らせたり、『たくさんコマを取ったら成績が上がる』と言ったような 気休めを一切言いません。お金を受け取る 以上 不合格が確定的である場合には、その旨断致しますし、めったにないことですが、指導を断ることさえ過去にはありました。

そんな私であるからこそ これからの短期間に成績を上げることも可能かと思っております。

高上代表 佐藤一行

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