無気力な高校生。高上には不向きな受験生。

みなさんこんばんは。今日は過去に自分が投稿していたyoutubeの動画を見ていて、改めてほほえましく思ったことがありましたので、ブログに書き残しておくことにしました。

無気力な人間は多い。

世の中口だけの人間はたくさんいます。意志が弱いからでしょう。口にして他人に宣言しなければろくに頑張れない。そして、その頑張りもたったの3日も継続しない。気付けば取り残されていて、あまりこういう言葉は使いたくないですが「人生が詰んだ」状態になる。

受験生の中にも無気力な人は多く、私が前に働いていた職場を止めた最大の理由が、こんな無気力な受験生の機嫌を取って指導をして成績を上げている自分がばかばかしくなっていたからです。

無気力になっている理由。

個人差こそあれ、そもそも人間には自由な意思があります。好奇心を持って何かを学びたいと思うのも、難しい問題を解決したときに嬉しいと思えるのも、現実の社会がどのように動いているのかを理解してほっとするのも、すべては向学心あってのことです。

ただし、現代社会において、勉強は子どもたちを測る尺度としての側面が強すぎる。言葉はかなり悪いですが、勉強ができなくて悔しい想いをした保護者ほど、自分の子どもに勉強を強要し、時に虐待と言われるレベルにまで子どもに勉強を強制する印象があります。

その先にあるもの。もちろん無気力な子どもたちです。

勉強は贅沢である。

そんな子どもたちは親の犠牲者ともいえるという構造があるのでときに同情を感じることはあれど、

やはり

『勉強は自分自身のためにするものであり、だれにも強制等されるべきではない贅沢な行為』

との信念から、そういう子どもたちへの指導を拒否した私。

高上では、無気力な学生たちは私が問答無用で指導を断るため、そういった想いをすることも減ってきました。高上の合格率が高いのは、優秀と言われる学生をたくさんとっているからではありません。無気力な学生は体験指導の段階で指導を断ったり、自分の意思、ときに子どもの人生の道を強制しようとする保護者の場合も同様に指導を断ってきたからこその合格実績であると言えるでしょう。

勉強はあくまで子どもの意思でするもの。高校1年にもなって、15歳にもなっていればそれくらいのことは理解して然るべきですから。

モチベーションが上がらないという相談。

私がこういう性格をしていることは、すぐにわかるのでしょう。この質問を私に面と向かってしてきた高校生は私の記憶には一人もいません。ただし様々な媒体を通して、やる気が出ないという相談は多くされているようです。『作業効果を狙え』だとか、『まずは最初の1週間頑張れ』とかいろんあアドバイスがあるようですが、どれも効果は限定的。

私の答えはいたって明快です。

『そういう相談をしている時点でもう終わり。』

です。

『高い目標に対してであれば絵空事に終わり、労働に関して言えば酷い目にあうことになる。』

ことでしょう。

こういう無気力な人間が多いせいか、日本では小さな成功をするのは比較的に容易であるとさえ思えます。本気で闘う人間が少なければ、競争があまり激しくはならないですから。

モチベーション不足に対する私の対策としては、他人の強要を脱却し、自分の意思を大事にすること。そしてぐっすり眠ること。くらいのものです。

偏った保護者たち

センター試験が終わり、共通テストが始まって以降、用あって自分の卒業した高校に行くことがありました。私たちが高校のときには自由な校風が特徴的な学校だったのに、

『今や北高のように勉強三昧になっている』

とは耳にしていたのですが本当にそうなっていてやや寂しく感じましたね。偏差値的には私が高校生の時よりも上がっているようですが、午後5時以降には学校に連絡をしないでくださいとの但し書きがHPにもあって、今や私と同年齢になっているのであろう高校の先生たちの気苦労がうかがえます。

私も経験はありますが、一部の保護者が過剰な要求を高校にして、先生方の仕事を妨害したり、自分の子どもに過剰な期待を持って、異常なほどの勉強を強要している現実があることからくるものでしょう。

私は塾の経営ですから、高上の方針に合わないご家庭の指導は、謝罪はなしに、返金して断ればそれで良い。ただ、学校となればそういうわけにもいかず、やはり大変なんだろうなと思ってしまいます

自分のYOUTUBEで微笑んだわけ。

上の動画の14分30秒くらいのところです。無気力な生徒に対して言及していた私。受験生はもうすぐ模試を受けることになるけれど、毎日1題だけとはいえ、このレベルの問題は10分などで解き続けられるレベルではありませんから、成績高上チャンネルの有用性を訴えています。

動画をたくさんとるのも結構大変で収録中に意識がぼんやりしていることもありますし、毎日夜9時に公開というサイクルは続けていきたいので、収録自体はかなり早め早めと行っております。

そのせいでしょう、この動画を撮ったのはおそらくもう2週間ほど前の話で、はっきりとは覚えておりません。

そんな状態でも、やはりことあるごとにこういうことを口にしている。

『やる気のない無気力な受験生に嫌われてきたこと。』

『やる気のある受験生の成績を大きく伸ばしてきたこと。』

そんな自分の姿を見て、相変わらずだなと微笑んでしまいました。

高上の方針をきちんと理解して、大事な子どもを預けてくれた保護者の方もいます。

『合格』という結果を持ってして、仕事を完遂することができて、私も満足しますから。

高上は、時に厳しいところです。やる気のない学生には不向きであると言えるでしょう。しかし、やる気のある生徒の成績は、大きく上げてきたという実績があります。

やる気のある生徒を高上は歓迎しています。

高上代表 佐藤一行

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です